【高体連のマークの由来】

 高校総体は従来種目別選手権大会として、全国各地でまちまちに開催されていましたが、昭和38年度から、これからの大会を同一地区で開催することとし、名称も「全国高校総体」と呼ばれるようになりました。
 また種目別選手権大会のころから「インターハイ」(インターハイスクール・アスレチック・ミィーティング―Inter High School Athletic Meeting―高等学校間の対抗競技の意)とも呼ばれ広く人々に親しまれています。
 この大会には図のようなマークが使用されておりますが、これは全国高等学校体育連盟つまり高体連のマークです。
 昭和23年に全国高等学校体育連盟が発足し、昭和25年にこのマークが定められました。このマークを構成している3つの「K」は真紅によって浮き出され、次のようなドイツ語の頭文字をとったものです。

マーク

KRAFT ……………………

KUNST ……………………

KLARHEIT………明朗な精神


 これは「若い力とわざと明朗な精神」を象徴し、真紅の色彩は「高い理想」「希望に燃える若人の情熱」を象徴するもので、3つの「K」のマークは高体連旗となって、全国大会はもちろんのこと、高体連の主催による大会には必ず会場に掲げられます。